動作環境と対応地物
このページでは、PLATEAU Builder を快適にご利用いただくための動作環境や、CityGMLインポート時にサポートされる地物・LOD、さらに対応する3Dファイルやデータセット構成について説明します。
1. 動作環境
本ツールを正常に動作させるには、以下の要件を満たすマシンが必要です。特に大規模データを扱う場合や複数の3Dファイルを同時に表示する場合は、推奨環境以上をお使いください。
項目 | 最小動作環境 | 推奨動作環境 |
---|---|---|
OS | Windows 11 (64bit) | 同左 |
CPU | Intel Core i3 以上 | Intel Core i5 以上 |
メモリ | 4GB | 16GB |
ディスプレイ解像度 | 1024 × 768 以上 | フルHD (1920×1080) 以上 |
ネットワーク | ベースマップ表示などでインターネット接続が必要 | 同左 |
Note
Mac や Linux 等の環境は将来的な対応を検討中です。現状では Windows での利用を推奨します。
2. CityGMLでサポートされる地物
CityGMLインポート機能では、下表に示す地物やLODを取り扱えます。
地物 | LOD0 | LOD1 | LOD2 | LOD3 | LOD4 |
---|---|---|---|---|---|
建築物 | ✗ | ✓ | ✓ | ✓ | ✗ |
交通(道路) | ✗ | ✓ | ✓ | ✓ | - |
交通(徒歩道) | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ | - |
交通(広場) | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ | - |
交通(鉄道) | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ | - |
交通(航路) | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ | - |
都市計画決定情報 | - | ✓ | - | - | - |
土地利用 | - | ✓ | - | - | - |
災害リスク | - | ✓ | - | - | - |
都市設備 | ✗ | ✓ | ✓ | ✓ | - |
植生 | ✗ | ✓ | ✓ | ✓ | - |
水部 | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ | - |
地形 | - | ✗ | ✗ | ✗ | - |
橋梁 | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ |
トンネル | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ |
その他の構造物 | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ | - |
地下街 | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ |
地下埋設物 | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ |
区域 | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ | - |
汎用都市オブジェクト | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ |
Note
上記の対応状況は一例であり、将来的にアップデートされる可能性があります。
3. 3Dファイル対応
3Dファイルインポート
- OBJ形式
- glTF形式
外部のDCCツール(Blender, Maya, 3ds Max など)で編集した3Dファイルをインポートし、地物の形状を更新可能です。詳細な手順は「形状情報の編集」を参照してください。
3Dファイルエクスポート
- OBJ形式
- glTF形式
編集したCityGMLの各地物をOBJやglTFとして書き出し、再度外部ツールで加工することもできます。